世代というもの
天皇賞秋で国内古馬(4歳馬以降)の一流馬が揃い、現3歳世代との初激突となりました。
もちろん3歳馬もクラシック戦線の先頭を争った馬の参戦で能力はすでに認められています。
しかし、3歳というのはまだ成長途中。
いうなれば、プロ野球オールスターVS甲子園優勝チームみたいなものです。
いちおう、3歳馬にはハンデが軽くなる処置がされていますがそれでも高いのが古馬の壁というのが通常の考え方です。
しかし、何年かにあることですが、成長途中にありながら古馬をものともしない強い世代がやってきます。
どうやら、今年の3歳は相当強いようです。
なにせ、天皇賞秋に2頭出てきた3歳がワンツーフィニッシュを決めてしまったのですから。
彼らの走りに向いた展開が来たというのはありますが、それでも1~2着の間に割り込むことすらできなかったという事実は受け止めねばなりません。
古馬の現5歳世代は元々『谷間の世代』と呼ばれることもあり、なにかと低評価を受ける世代なのですが私としてはほかの世代より成長に時間がかかってるだけでむしろこれからと信じています。
私も、若い子たちが現場に増えその能力の高さに『あ~、今の子って基本スペック高いんだなぁ』と自分と比較してこっそりショックを受けたりします…。
それでも先輩として彼らと向き合っていかなければいけませんから、誰もやってないところに手を伸ばして先回りするずるいやり方で日々をしのいでいますw
私も何とか頑張っているので、タスティエラ―、ソールオリエンス、ドゥレッツア、べラジオオペラ、もう一花咲かせてくれると信じてるぞ。