google AI
GoogleのAI「アルファ碁」が囲碁のトッププロと対戦し、
4勝1敗で勝ち越したというニュースに興味を惹かれました。
AIが囲碁で勝つには10年かかると言われていたのに、
ディープラーニングによる技術革新で10年を一気に縮めてしまいました。
1日3万局も対戦を行い学習し、自身を強化していけるのだから驚きです。
人間には理解不能な手も数多くだし、解説者を悩ませたそうです。
トッププロが勝った1戦では、逆にAIが予測しなかった手を打ち勝ったというのが
また、面白く、人間に理解できない手もあれば、AIにも理解できない人間の
打ち方もあるようです。思考が違うのでしょうね。
対戦後、次にこのAIで挑戦するものがニュースになっていました。
まさかの1998年発売のオンライン対戦ゲーム 「スタークラフト」でした。
囲碁との違いは
・リアルタイムであること
お互いに1手づつ打つのとは違い、常時状況を把握し手を打ち続けるが必要ある
・不完全情報ゲーム
スタークラフトには「視界」があり、相手の手が見えていない状況も多い
・高速学習できない
特別仕様なスタークラフトでも用意しないと1日200戦もできない
高度なレベルまで学習させるのは中々難しそうに思えます。
リアルタイムであることや目に見えない要素に対応させることから、
より現実社会に近いところにAIを使えるようにしたいという思惑がありそうです。
ゆくゆくは、車の自動運転技術に利用されていくのでしょうか。
そうなると、人間に合わせることも必要になるでしょうから、
チームプレイのある多対多の対戦ゲームなどもやりそうですね。
10年後には人間社会でAIが利用され、ガラッと変わってしまう分野が
出てきそうで、とても楽しみです。