株式会社タフス

CentOSでOpenLDAPをソースからインストールするときの注意

はい、どうも。ぶっさんです。

CentOS5系での2010年3月時点のお話でござる。

OpenLDAPをyumなどのパッケージを利用しないで、ソースからコンパイルしてインストールしようとすると、./configure時にエラーが出るでござる。

configure: error: BerkeleyDB version incompatible with BDB/HDB backends

BerkeleyDBのバージョンがincompatibleらしいぜ〜、とルー大柴調に言ってみる。

で、調べた
BDB and HDB backends require Oracle Berkeley DB 4.2, 4.4,4.5, or 4.6. It is highly recommended to apply the patches from Oracle for a given release.

はい、脳みそから煙が出てまいりました。

BerkeleyDBは4.2以降で、ただし4.3は除くって書いてあります。
なにそれ、ひどい。4.3も仲間に入れてあげなよ。

で、いまどのバージョンが入っているのか調べてみた
#yum list db4*

db4.i386 4.3.29-10.el5
・・・あれ、疲れているのかな。もう一回やってみよう

#yum list db4*

db4.i386 4.3.29-10.el5

4.3.29-10.el5

・・・なんか、目から水が出てきたみたいだ。

ただでさえ、BerkeleyDBのパッケージ名がdb4だと気づくまでに小一時間掛かっているのに。外はあんなに青空なのに。

で、仕方が無いからOracleからダウンロードしてくる。
2010年3月時点で最新版は4.8.24

で、コンパイルしようと思ったらconfigureファイルがねぇじゃねぇか。

F○ck!F○ck!

「F○cking Ja○くらいわかるよバカ野郎」と北野武の真似をしてみる。

で、色々あさっていたら
build_unixフォルダに入って
../dist/configure –prefix=/usr すればいいらしいことに気付く

再度OpenLDAPをコンパイルしてみるでござる。

うまくいったでござる。

そして外はもう、暗いでござる。

じつはこれは、3月27日土曜日の午後に書いている出ござる。
日付が23日になっているのは、気のせいでござる。