1年を振り返って
今日は平成24年12月29日(土)です。
昨日は仕事納めで、何とか無事に1年を過ごすことができました。
● 大国魂神社の正月を迎える風景 ●
毎年、この時期に考えるのですが「この1年で、何か成長したことはあるのか?」と自分自身に問い掛けても中々答えが出てきません。
昨年は東日本大震災があり、関東にある一企業として何か援助することはできないか考えた、計画停電の対象となった事もあり節電意識が芽生えた、毎年恒例の社員旅行は費用を抑え地味な旅行でした... 皆で考え、知恵を絞りアイデアを出し、そして、ちょっとではありますが東日本大震災の復興に協力できたと思います。
その結果、私を含めタ社員一人一人の人間力に成長が見られたと思っています。
今年はどうだったのか?
スポーツ面では、7月にイチローがヤンキーズ電撃移籍、8月にロンドンオリンピックがありました、ラグビートップリーグでは現時点(12/24(月))でサントリーサンゴリアスは12連勝で負け知らずの断トツ首位、一昨日、松井秀喜が「チャンスもらいながら結果が振るわなかった」との理由で引退、と話題が沢山ありました。
一方、我々を取り巻く環境はどうかと考えると、数年前から少しづつ話題になってきたクラウドコンピューティングの将来性が高く評価され、そして、ハードウエア、ソフトウエア、データなどのコンピュータシステムを自社で持つことが当たり前だったのが、コンピュータシステムを共有する、必要なサービスを受ける、仕組みに大きく変わろうとしています。
これまでは、ある程度の基礎技術力があれば仕事に就く事ができた為、会社としては2年先、5年先のことを考える必要はありませんでした。
しかしながら、クラウドの利便性が認知されたり、サーバーを所有する→サービスを利用するへとコンピュータを利用する環境が大きく変化すると、我々へ要求される技術も変わってきます。
今年のテーマは「行動」でした。
社会人である限り、自分の行動には責任を持たなければなりません、自己責任です。
「他人には厳しく自分には甘く」は簡単にできますが、「自分に厳しく、みんなに優しく」は口で言うほど簡単ではありません。
自分に自信を持ち、且つ、物の考え方にも自信を持てる、まで人間として成長できて初めて「自分に厳しく、みんなに優しく」は可能なのでしょう。
社員一人一人が「技術者としてのプライドを持って行動する」、また、「自分は技術者である事に誇りを持つ、努力をする」事だと思います。
その先には「誰からも信頼される」、「タフスに相談すれば、何か、してくれると期待される」、「技術者として成長できる」ゴールへの道が見えます。
お天道様は我々のがんばっている姿を、きっと、遥か彼方から見ています。
来年も良い年になりますように。