株式会社タフス

1年を振り返って思う事

今年も、例年通りに、何事も無く終えることができました。
しかしながら、何か、物足りない感じがします。

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    ● 大国魂神社の正月を迎える風景 ●

年初に次の2つの目標を立てたのですが、年末に当り、1年の総決算として自分自身で評価してみたい。

1.本を読む。

 ・本を読む、と頭に何かが残る感じがする。
 ・本を読んだだけで頭が良くなった気持ちにさせてくれる。
 ・昨年は80冊、今年は、藤沢周平、浅田次郎、新田次郎を中心に100冊を目指す。

◆自己評価

 ・結果は73冊、月平均で6冊であった。
 ・藤沢周平の本は昨年までで9割は読み終えたので、今年は、100%を目指しBO
  OKOFF用に「未読一覧表」を作成し、未読本を探す努力をしたが、まだ、数冊
  は読んでいない。
 ・浅田次郎、新田次郎に関しては、何とか、BOOKOFFで探せているので問題は
  無いが、新田次郎の本が少ない。
 ・本を読む速さは、私の場合は、登場人物が多い小説と時代小説で名前が読めない
  漢字が出てくると極端に遅くなってしまいます、訳は、前に戻って人物像とか名前
  が調べないと気になって先に進めなくなってしまうからです。
 ・今年は、本を読み終えた後に「あの本をもう一度読みたい」と思った事が、何度か
  ありました。 物語のあらすじは思い出せるのですが、その時に感動した事、物語
  の結末がどうであったか気になって仕方がなかったり、また、今で有れば共感でき
  る何かが頭をよぎったりするからでしょうか。 来年は本をじっくり読む事に切り
  替えて、「本を読む、と頭に何かが残る」を実感したと思います。
 ・良かった本:終わらざる夏(上・中・下)/浅田次郎

2.自分に厳しく、皆に優しく。

 ・「自分に厳しく、皆に優しく」を考えたい。
 ・どうすれば人間力を向上できるのか?
 ・どうすれば自分自身に自信が持てるのか?
 ・巳年にちなんで辛抱強く・我慢強く・粘っこく。

◆自己評価

これまでは、何も考えなくとも、与えられた仕事さをやっていれば自ずと必要な知識が
身に付くと言う良い環境が有り、人材育成については個人任せでも何とか機能していた
と思う。
今は、工数や工程管理が相当厳しくなり時間的な余裕がない、また、設計や製造・構築
がフェーズ毎に分けられたり、新しい技術を取り入れなければならなかったり、と、
これまでの経験で得た知識だけでは対応できない状況へと変化している。
言いかえれば、「ハードウエア、ソフトウエア、データなどのコンピュータシステムを
自社で持つことが当たり前だったのが、コンピュータシステムを共有する、必要なサー
ビスを受ける、仕組みに大きく変わろうとしている(2012/12/29 ブログより)」
という時代の流れを考えると当然ながら予想できた範囲であるとの認識が必要である。

「自分に厳しく、皆に優しく」=人間力 と思う。
○○○さんと一緒に仕事をしたいな、△△△さんはこんなにすごい技術をどこで覚えた
のですか、◎◎◎さんは本当に経験が2年なのですか、と言われる人達に共通すること
は、常に、一歩先が見えていることです。

「技術者のプロとして、どう、努力してるのか」と問われたら、何と答えるか。

今年最後の宿題として、年初のブログで考えをまとめたいと思います。