株式会社タフス

1年を振り返って思うこと

今日は平成26年12月27日(土曜日)で、昨日が仕事納めでした。

ディープインパクトが有馬記念のラストランで第4コーナーで抜け出し、ゴールをさっそうと駆け抜けたように、あっという間の1年でした。

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     ● 大国魂神社の正月を迎える風景 ●

平成26年の年初に4つ目標を立てました。

 ①技術者のプロを目指す社風
 ②社員の能力、得意分野を活かす
 ③人を育てる、人が育つ仕組みを持つ
 ④厳しい中にも面白味がある、活躍できる職場を作る

どうだったのか、を考える前に、タフスとしての立ち位置を整理する必要があります。

民主党政権から自民党に代わり、経済は以前よりも良くなったと感じはするものの、なかなか実感が湧いてきません。
何故でしょうか?
一番は、健康保険や厚生年金として納める社会保険料の金額が年々上がっていること、それと、驚異的な円安の影響(1月は105円、12月末は120円/ドル前後)で輸入に頼っている品物や原材料が高くなってしまい物価が上がったせいです。
また、円約の恩恵を受けている輸出産業はすごく良いと言うものの、やはり、産業分野や良い地域が限定されていたりして、中々全員が恩恵を受けることが難しい情勢になっています。

さて、我々の業種である『情報・IT分野』を考えると、「技術者が足りない、足りない」と聞きます、また、同時に「予算が厳しくなってきた」とも聞きます。
本当に「技術者が足りない」のか?、「予算が厳しくなってきた」のか?
私が考えるには、根っこの部分は同じだと思います。
同じ仕事をやるにしても、「指示を出すだけの人」+「指示を貰わないと仕事が出来ない人」のAチーム、「指示を出し、サポートする人」+「自分の役割を理解し、指示を出して貰え易くする人」のBチームでは作業効率・品質とその後の検査・検証を比較した場合、チームが必要とする人数、作業に必要な工数を考えると一目瞭然だと思います。
技術者とは何をする人なのか、どんな事ができれば良いのか、自分で努力すればなれるのか...

前提として基礎技術を身に付ける必要があります。
上級技術者として活躍するには、仕事を通して経験を積むことが重要ではあるのですが、近年のIT技術の進歩、IT技術者に求められる品質、WorldWideな対応...
を考えると、難易度の高いと云われている資格に向けて勉強し努力し、基礎技術をしっかり身に付け、そして取得することがより大切ではないかと、思います。

 ●応用情報技術者、NWスペシャリスト、情報セキュリティスペシャリスト
 ●データベーススペシャリスト、Oracle-GOLD
 ●MCSE、CCNP、Lpic−3
 ●仮想化系

来年は会社創立25周年を迎えます。
「技術者のプロ」の会社を目指し、がんばりましょう。