株式会社タフス

走る理由 その3

前回書いた続きです。
http://blog.tafs.co.jp/staffblog/item/304

何だかんだ言って、脳内物質が一番の理由でしょう。アドレナリンとか有酸素運動時に出てくる何とか物質とか。
言葉で理由を表そうとすると、ゴタゴタと理屈を言ってしまいます。それらは正しいかもしれません。
でも結局、最大の原因はこれですよ。この脳内物質を自らの脳内に分泌したいがために走ってるんですよ。
その手段として、人間の最も基本的で野性的でシンプルな動作を選んだにすぎません。シンプルなだけに、突き詰めるのは大変です。二足走行は、ほとんどの人ができます。

誰でも80点〜90点くらいは持ってるのを、リミット100まで高める努力をするのです。その単純さから湧き出る野性味が、アドレナリンの分泌を高めるのかもしれません。
タイムで決まる絶対的な優劣決定法も、これに荷担しているでしょう。
これらは、一見シンプルな動作を行うフィールド競技にも、ある程度言えることだと思います。

とにかく、走るだけで出てくるアドレナリンやらの脳内物質に加えて、これらが促進剤がさらに加わって、ますます楽しくなってくるんだと思います。

それが適った上で、このシリーズの冒頭で述べたような様々な社会的なものを含んだ動機が加わり、経験を重ねるに連れて、ますます自分にとって手放せないものになってくるのでしょう。