株式会社タフス

読書の秋

秋ですね。

皆さんの秋は何の秋でしょうか。
食欲の秋、スポーツの秋、睡眠の秋、芸術の秋…。
色々あって目移りしそうですが、僕は概ね毎年「読書の秋」になりがちです。w

という事で、オススメの本の紹介でもしようかと。

ここ一年は数えるほどしか本を読んでいないのですが、
学生時代の一番の友達は本だと言えるくらいには読んでいました。
とは言っても90冊/年くらいなので読むペースは遅めです。
あ、「寂しい学生だ」は禁句です。笑

なので一重にオススメと言っても、「本」と一括りにしてしまうと
如何せん、ジャンルも年代も様々なので
挙げていったら枚挙に暇がないですね。

なのでジャンルごとに、ふと思い浮かんだ本をそのあらずじを、オススメします。

■SF/ファンタジー
ネシャン・サーガ / 著:Ralf Isau
ドイツの作家、ラルフ・イーザウ氏の三部作ファンタジー小説。訳の言葉遣いがとても分かりやすくて、これを読んだのは小学1〜2年生頃でしたが、なんなく理解出来て、世界観に惹き込まれて行ったのを今でも強く覚えています。
キリスト教色のある世界観の中で、現実世界と魔法の世界という全く別の世界で暮らす二人の主人公の物語です。後半になるに連れ、二人の主人公がどう交わっていくのか、という展開も、キャラの濃い脇役たちも、最高です。
「ハリー・ポッター」シリーズや「指輪物語」シリーズも読みましたが、個人的に一番面白いファンタジー小説は「ネシャン・サーガ」シリーズです。

■推理小説
夢・出会い・魔性〜You May Die In My Show〜 / 著:森 博嗣
ドラマ化もされたS&Mシリーズの「全てがFになる」で有名な森 博嗣氏の作品。
S&Mシリーズの犀川の母親、瀬在丸 紅子(せざいまる べにこ)と3人の主要キャラがメインで登場する「V」シリーズ中の作品です。「理系ミステリ」で脚光を浴びた森氏の作品は、哲学的なセリフやユーモアのあるお洒落な言葉遊びで読む者を虜にすること間違い無し、といったものばかりですが、本作のタイトルの秀逸さには感服しました。最高です。
もちろん、あっと驚くトリックも。。。

■ノンフィクション
24人のビリー・ミリガン / 著:ダニエル・キイス
オハイオ州の強盗強姦事件で逮捕された、24人という驚異的な数の人格を持つ解離性同一性障害のビリー・ミリガンの半生を描いた上下2作品+α。とてもノンフィクションとは思えない物語の濃さに、読んでいて終始圧倒されていました。2作の続編として「ビリー・ミリガンと23の棺」もあります。

同著者の作品には、これまたドラマ化された「アルジャーノンに花束を」もありますが、こちらもかなりオススメです。原文で読むより訳文で読んだほうが面白い数少ない洋書です。ひらがなの魅力に取り憑かれます。

と、駄文長文となってしまいましたが、
本の話を始めると終わりが見えないので、また他のオススメは別の機会に。

また今年の秋も良い本に出会いたい!