株式会社タフス

読書の秋

みなさんどうも、skiです。初投稿になります。

先週友人から、
「今読まないとあの感情がわからない年になってしまうぞ」
とせかされ、1ヶ月くらい借りたままだった小説を通勤時間に読むことにしました。
その本は、「東京物語(奥田英朗著)」という本でした。
結果はどうあれ基本情報処理試験が終わったということもあり、
なんとなく読み始めました。

内容は、1980年代、高校卒業後に上京してきた1人の若者の20代青春を描いた本でした。
読み進めていくうちに、すっかり東京物語の世界に取り込まれました。
それは、自分の年齢が20代後半ということもあると思います。
本の中の世界に吸い込まれていき、最後のシーンでは、とても心に響くものがありました。
なんとなく友人が言っていたことがわかりました。
恐らく、自分が30代になってしまってからこの本を読んでいても、
今以上に感情移入して読めなかったと思います。

この著者が書いた「サウスバウンド」という本が映画化されるそうなので、
こちらも読んでみようと思う今日この頃です。

以上skiの日々の出来事でした。