株式会社タフス

歴史に翻弄された家系の物語

最近家系図を作る人が増えているようですが
家系ネタで長編小説2冊紹介します。

ワイルドスワン
http://www.amazon.co.jp/%E3%83%AF%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%83%89%E3%83%BB%E3%82%B9%E3%83%AF%E3%83%B3%E3%80%88%E4%B8%8A%E3%80%89-%E8%AC%9B%E8%AB%87%E7%A4%BE%E6%96%87%E5%BA%AB-%E3%83%A6%E3%83%B3-%E3%83%81%E3%82%A2%E3%83%B3/dp/4062637723

清朝末期から文化大革命終了までの中国を
祖母、母、自分を通して描く

ルーツ
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4390109715?ie=UTF8&tag=booklog.jp4-22&linkCode=xm2

アメリカ南部に商品として輸出された
アフリカの青年とその子孫が自由を得るために
奴隷制度や差別と戦う。

内容についてはamazonレビューやその他解説サイトに
任せますが2冊に共通しているのは
平々凡々と暮らすことができない、
歴史に翻弄される人たち。

戦後の日本に生まれた自分では
想像出来ない過酷な仕打ちを受けます。
(両親が味方のはずの共産党員からリンチされたり、
農園からの脱走が見つかり罰として足の指切断、などなど)
それでも戦い続けて、ついには自由を得る。

自分だったら3秒でギブアップするようなことの
連続でつくづく波乱に満ちていない、
今の自分が恵まれているか実感してしまいました。

月並みな表現ですが
平凡が一番幸せなのかも知れません。