株式会社タフス

桃太郎

というブランドのトマトを加工したゼリーを先日頂いた。

このデザート、殆ど義務感で野菜を食べている私でも進んで食べる事が出来、以外にもまこと美味しい。

「トマトは野菜か果物か」論争は未だ片付いていないらしく、色んな分野の説があり、はっきりしない。
でもこのゼリーの事を思うと、トマトはスイーツになり得る。

先日、居酒屋で出して貰った冷やしトマトを
前にして話をしていたときのこと。

同席していた方が、こんな事を言っていた。
「トマトが渡来したのは江戸時代なんですよ。
でも食用ではなかったんですよ。」

「え、じゃあ、トマトをどうしていたんですか。」

「見てたんですよ。」

狩野探幽の作品に、トマトのスケッチ(赤・緑の、かぼちゃみたいで面白い)がある。
(手元にある新潮日本美術文庫によると1661年から1674年の間の作品)
その時は、専ら観賞用だったようだ。