株式会社タフス

東京マラソン 2008

東京マラソン2008 の応援に行ってきました。
応援だけだと思ってお気楽気分でいたら、マラソン以上にけっこうしんどかったです。
都庁前

今年は私は抽選に外れてしまったので、友人Aの応援&荷物係として参戦しました。
スタート時の勢いはすごいですね。巨大集団で走る人々と、応援する人々の列。歴史的な第2回のスタートも、凄まじい光景でした。
いっせいにカメラを構える人々、場所取りだかで暴走&暴行する外国人など、ギャラリーでも様々な物語が繰り広げられているようでした。

その後新宿のゲーセンなどで時間を潰してたら、走っているはずの友人Aから電話がかかってきました・・。惜しくもリタイアとのこと。前半にとばしすぎたようです。
救護室などはあるものの、リタイア後はどうやら自力で帰るなりゴールに荷物を取りに行くなりしなくてはならないようです。
仕方なく浅草まで迎えに行くことになりました。

浅草駅の外に着いたところで、また友人Aから電話がかかってきました。浅草駅は遠いから、今度は浅草橋駅にまで来てくれとのこと。そこで私は、初めてこの大会の交通規制の恐怖を体験することとなりました。
都営線に乗り換えなければならなかったのですが、これが大変でした。浅草駅は東京メトロと都営線が少し離れた場所にあります。そのため、道路の向こう側まで渡らなければなりませんでした。目と鼻の先にあるのというのに、そこまで辿りつく為にはかなりの冒険が必要になるとは、この時はまだ知る由もありません。

この辺りから、私はかなりの腰痛に苦しんでいました。メトロの階段がめちゃくちゃきつかったです。しかしそれと同時に、バリアフリーの施策であろうエレベーターなどが、とても有り難く感じられました。
都内の東京マラソンコースの随所において、メトロの駅を地下歩道とすることで、なんとか向こう岸まで渡ることができるようです。まさにTOKYO HEART。宮崎あおいちゃんに感謝しました。
ところが、駅員に出口を尋ねた時の案内の仕方が東京マラソン用にカスタマイズされてなかったため、何回も駅の周りを歩く羽目になりました。その後近くの警察官に聞いたところ、やっと適切なルートを案内されて、なんとか無事に都営線の駅まで辿り着くことができました。これだけでかなりのタイムロスです。腰痛も激化して、私は老人のように腰を曲げながら歩いていました。

浅草橋駅で、無事に友人Aと再会。参加賞である風除けを身に纏い、なんとか寒さをしのいでいるようでした。その代わり、来年に楽しみをとっておくことができたのではないかと思います。
惜しくもゴール地点での記念撮影には至りませんでしたが、その代わりお互いに予想外のアクシデントを存分に楽しんだと思う他ありません。東京マラソンの裏事情も少し知ることができました。

私は翌日腰の激痛のために、会社を休んでしまいました。去年の東京マラソンで熱を出して翌日休んだのを思い出します。
そう言えば、去年の東京マラソンは大雨でしたが、今年は晴天でした。羨ましい限りです。

来年は抽選に当たりますように。