朝顔の花
最近は朝顔の花を見かけなくなったと思いませんか?
私の子供の頃で今から30〜40年前の山形での話ですが、家の庭や軒下辺りのすき間を見つけて朝顔の種を蒔いていました。
朝になると真っ先に朝顔畑に行って「葉っぱが2枚でてきた」とか「蔓が10cmに伸びてきたぞ」とか大喜びして、朝顔の成長を観察するのが楽しみで毎日早起きしていました。
朝顔を少しでも早く成長させようと、朝・学校から帰ってから・夕方と1日3回水をやっていて、お爺ちゃんに「朝顔の水は1日1回でよい」と教わっても子供には「何で?」と訳が分からないこともありました。
朝顔に花が1つ、2つと咲いてくると誰かに自慢したくなるもので、友達を自慢の朝顔畑に招待(?)したり、また、友達の朝顔を見に行ったりしたものです。
この時は友達に「僕の朝顔は○○○ちゃんのよりも大きいよね」と言われたりすると、性分の負けん気が顔を覗かせ「明日咲くのは、△△△ちゃんのよりも1.5倍は絶対大っきいぞ」とか何とか言って、張り合っていたことを思い出します。
私の住んでいる府中市の自宅周辺を考えると、マンションとアパートが多く一軒家が少ない住宅事情があります。
マンションやアパートで朝顔を栽培していても道路からは見ることはできません、また、一軒家の場合は防犯のため塀を高くしてあり外から塀の中を覗くことはできなかったり、そもそも、土地を有効活用(?)する為に軒下ない家も多くあります。
自宅の周りには、公園の隅っこの空地・緑道の道端などで今は雑草畑ですが、ちょっと整理すれば朝顔畑には絶好の候補地が何か所かあります。
来年は緑道の道端のA地点にこっそりと朝顔畑を作り、そこで、大輪の朝顔を栽培する計画を立てたいと思っています。
めでたく、大輪の朝顔が育った場合には、ブログで自慢します。
◆ 9月6日のアルバム 『下河原緑道の道端にて』 ◆