株式会社タフス

戌(いぬ)年の抱負

あけましておめでとうございます。

 
今年は戌(いぬ)年です。 

昨年の酉年に「果実が極限までに熟した状態」、「物事が頂点まで極まった状態」と言う意味が

ありました。

 

今年の戌年には、酉年の翌年の流れで「成熟を終え、一つの区切りを迎える年」、「新しい始ま

りに向けて準備を整える」と言う意味がありますので、現状の技術力、仕事を通じて培った経験

力、社会人として必要な知識について、自分自身のこれまでを振り返り整理する良い機会になる

なると思います。

 

大国魂神社の風景(1)















2018年に注目しているキーワードを一つ上げると『データセンター』です。

データセンターは、2011年の東日本大震災の時には、「耐震安全性の面」で高い評価を得た。

 ●東日本大震災はマグニチュード「9.0」という、大地震により引き起こされた大震災
  であり、津波等の影響により東北地方を中心とした東日本地域に甚大な被害をもた

  らした。
  しかしながら、仙台市内のデータセンターにおいてはサービスに影響を与える被害
  は報告されておらず、海底ケーブルの切断等通信ネットワークのトラブルに伴う一
  部サービスの停止やサーバーの一部にトラブルが発生したのみであり、データせ
  ターは通常通りの運営が続けられた。

  データセンターに被害が無かったことは、
   ・ファシリティ面での高い堅牢性や耐震安全性
   ・安全・安心に対するユーザーの高い要求
   ・緻密かつ高度なデータセンター事業者の保守運用技術
  に支えられた日本のデータセンターの高い信頼性が証明される結果となった。


2018年は、通信速度の向上で映像や動画などの大容量データの利用が伸び、あらやゆるモノが
つながる「IoT」の普及によって機器間のデータ通信も爆発的に増える。
このことにより、急拡大が続くデータ流通を支えるサーバーやNW機器を設置・運用するデータセ
ンターの役割も大きくなっていきます。

ある統計によると、データセンターの容量は2020年には2015年の5倍に達するとの見通し
があり、現在でも、その影響でメモリの供給が間に合わず品薄となったり、価格が高騰するという
現象も起こっている。

今後は、集めた巨大なデータ(ビッグデータ)は2020年の東京オリンピックを控えている事も
あり、セキュリティやテロ対策、交通渋滞の緩和、観光客が楽しめるサービス提供などなど、国民
や海外からのお客様がより一層、安全・安心して生活できて、毎日を楽しく暮らせるようなインフラ
整備に役立てて欲しいものです。
 

 

大国魂神社の風景(2)



最後に、戌の干支の特徴として「勤勉で努力家」とありますので、2018年は、「前向きに地道な
努力を重ねる」、「新しい目標に向かって努力する」ことで、社会人として技術者として成長する年に
したいものです。