株式会社タフス

府中の散歩みち−下河原緑道

 京王線の府中駅南口から下河原緑道を多摩川方面に5分程歩き中央自動車道の下をくぐりぬけた先には、畑や田んぼの田園風景が広がっています。

9月上旬の今は稲穂も随分と大きく膨らみ、後、2週間もすると稲穂が黄金色に変わり首が垂れ下がる姿をきっと目にすることになるでしょう。

 下河原緑道は、旧国鉄下河原線(国分寺と下河原、東京競馬場を結んでいた鉄道)の跡地を利用して整備された緑道です。
下河原線は多摩川の砂利運搬を目的にした鉄道で、明治43年(1910)に開業し、昭和51年(1976)に廃線になりました。

 微かに鉄道だった面影を残す下河原緑道は、犬と一緒に散歩する人達、わいわい騒ぎながら子供連れで行き交う人達、また、私のように自転車での毎日の通勤にと広く利用されています。

今年の夏は例年にない猛暑で野外で遊んだり、走ったりすることを避けてきた方がたくさんいるかと思いますが、もうすぐ秋です。黄金色の稲穂の広がる田園一帯を赤とんぼが群れを成して飛ぶ大空の下をのんびりと散歩したり自転車でさっそうと走るのは実に気持ちのよいものです。

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