天は人の上に人を造らず
こんばんは、motです。
福沢諭吉さんの名著「学問のすすめ」の一文に
「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず」という言葉があります。
“生まれながらに人は平等である”という代表的な一文として有名ですが、これには続きがあります。
「されども今広くこの人間世界を見渡すに、賢き人あり、愚かなる人あり、貧しきもあり、富めるもあり、貴人もあり、下人もありて、その有様雲と泥との相違あるに似たるは何ぞや」
つまり、”平等なはずなのに人間に格差がある理由は何だ?”と言っているのですね。
そして、結論としてその答えは ”学問” だという点に至ります。
知識を広め、自分を磨くことが重要だと。
この答えが全てとは思いませんが、今の社会にも通じるものを感じます。
今も昔もそういう意味では、変わらないんだなと物思いにふけながら学問に勤しむ26の夜なのでした。