株式会社タフス

八重桜

 八重桜は、ソメイヨシノの花が散り始める頃から咲き始め、花が完全に散り落ち葉っぱが青々となる頃に満開になる桜です。

八重桜はソメイヨシノとは異なり団地の裏手、公園の隅っこ、裏道の道端などの目立たない場所にひっそりと植えてあることが多いので、花が満開になっても「今年もきれいに咲いたな」と感激はしますが、「桜の木の下で皆集まって花見でもしようか」とは中々考えられないものです。

八重桜の花は、遠めから見ると梅の花が一回り大きくなった感じがしますが、よく見ると別名は牡丹桜の名前の通りに、ボタンの花を二回りも小振りに改良した感じにも見て取れます。
花は、花びらが多く、また、鈴なりにいっぱいの花をつけているので重いのか、どの花も下を向いています。そのため、桜の木の下に立って八重桜の花を見上げると圧倒されてしまいます。

今の時期は、高尾山や奥多摩、丹沢などにちょっと足を延ばせば山桜の淡いピンク色の花を見ることもできますが、近所で咲いている八重桜のダイナミックな花を見に出かけるのも楽しいものです。

 ※ちなみに、結婚式などの祝の席でいただく「桜湯」は八重桜の花を塩漬けにしたものです。

◆ 4月22日のアルバム 『近所の八重桜』 ◆
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