株式会社タフス

久々のねぶた祭り(※画像なし)

どうも。takeuchiです。

今年の夏休みはねぶた祭りとタイミングが合ったので、帰省を兼ねて久しぶりに突貫して参りました。

昔よりも爆発的に観光客が増え、桟敷席の整備や交通整理が滞りなく整然と行われているのを見るに、青森県が全国に誇るキラーコンテンツとしての地位をどっしりと確立した印象を受けます。

その一方で、地元住民の方々がそれぞれのリズムで祭りを楽しむ余地が減ってしまったように感じたのも事実。親から子へ脈々と受け継がれていく「ねぶたイズム」とでも言うべき県民ならではの血の騒ぎが薄まってしまうのではないかと、少々不安にもなりました。

そんな不安を一蹴してくれたのが、ねぶた最終日の夜に実施される海上運行。
通常運行を終えたばかりのねぶたが、約10000発の花火舞う夜空を背にして青森港の海上を運行するイベントです。

この日は両親に連れられ、地元住民のみぞ知る穴場(とはいっても海岸沿いに出れば結構いろんな場所から見えるんですが・・)で観覧しましたが、同じように集まった地元の皆さんが海上から聞こえるねぶた囃子に「ラッセラー!ラッセラー!」と大人も子供問わずに大声で応える姿を見て、不覚にも胸が熱く。

自分のルーツが無かったことにされるような得も言えぬ不安に対する、大きな安堵を感じた瞬間でした。

地元住民の方、私のように青森を離れる人間が少なくない中で地域と祭りを守ってくれてありがとうございます。ホント、感謝です。