株式会社タフス

ロウでかためた鳥の羽根

風のようなロードバイクに乗って、カモメのように軽やかに飛べれば、きっと、自分たちがどこから来て、この先どこに向かって行くのかさえ考えずに、次の新しい世界を選び取れるのかもと、そんな風に思えて、一歩踏み出して、購入してみた結果、まさかそれが、これほどまでに、僕を地に縛り付けることになるなんて、あれほど穏やかだった我が家の空気がこれほどまでに重くなるなんて、あの頃は想像もつかなかったのです。

昔ギリシャのイカロス号