レコードプレーヤー
ウチは未だにレコードが多いです。
音が良いって言うよりは、学生の頃からヒマさえあれば中古レコード屋さんに行っていたので、探すのに慣れてて疲れないっていうのと、中古CDと比べるとまだ安いかなぁ、っていうのが主な理由です。100円で買える名盤ってたくさんあるんです。
レコードを聴くときは、プレーヤーよりもカートリッジやトランスが音を左右すると言われています。
プレーヤーはレコードを回してるだけなので、回転盤が平らにムラ無く回れば、ほぼ仕事は終わりなんですよね。
実際の音はレコードの溝をトレースしているカートリッジに依存します。
で、カートリッジにはMMとMCという2つのタイプがあります。
MC(ムービングコイル)は繊細でトレース力が高いけど、出力が小さいので、昇圧トランスが必要になります。あと針が変えられない。クラッシックやインストのジャズなんかに会うって言われてます。
MM(ムービングマグネット)は繊細ではないけど、高出力で、針圧を上げると太くて迫力のある音になります。針も変え放題でコストパフォーマンスも高いです。歌モノやクラブ系なんかはこっちなんでしょうね。
趣味の家聴きの人はMCで、プロでDJとかやる人はMMって感じですかね。
カートリッジって、かなりの精密機器なんですが、結局、工場や内職のおばちゃんが手で作ってるみたいで、これもいずれば失われちゃう文化なんだと思うと、おばちゃん達が元気なうちに、たくさんレコードを聴かなきゃと思います。