スリム化の時代
そこで、ダイエットを始めることにしました。
なんと、はかるだけ。
理屈はわからんでもない。
プロジェクトルームに体重計を設置し、勇士で励ましあいながら出社後と退社前に計測しています。
Award on Rails大賞のこのページ
幹となる部分は、なんとお医者さんが9日間で作り上げたという、Ruby on Railsの生産性の高さ物語るエピソードを持っているそうです。
このページが秀逸なのは、その思想。
われわれ職業プログラマーから見ると、あれ?この入力チェックは無いの?と思うような部分でも、なるほど。
作者のお話を聞いて納得です。
せっかく苦労して入力したのに、それが駄目だと指摘されるほど悔しいことはない。
そんなのそっちでやってくれよ、とこれまで何度も思った経験を反映しているそうです。
2008年2月31日で保存すれば、2008年2月29日になっていました。
ユーザ登録時の必須データも最小限でアカウントとパスワードのみ。
メールアドレスさえ不要。
確かに、今の物騒な世の中、いらないデータを抱え込んで良いことなんて何もないかもしれません。
なるほど、見回してみると、人も物もサービスも企業も行政も、みなスリム化の方向性。
時代に逆行しているソフトウェア業界で、Ruby on Railsははかるだけダイエットのような救済策となりえるでしょうか。