すべての道は・・・
皆さんは3分という時間で、何を想像しますか?
カップラーメンの待ち時間、ウルトラマンの稼働時間、
ボクシングの1Rなどなど、色々思い出すと思います。
そんな中、今回はボクシングの話。
26日の火曜日、ディファ有明でWBC世界フライ級タイトルマッチが行われ、
王者・内藤大助が挑戦者・熊朝忠を3-0の判定で下し、5度目の防衛に成功しました。
また、同じ26日タイでWBA世界フライ級タイトルマッチ行われ、
挑戦者・久高寛之が王者・デンカオーセンに1-2の判定で破れ、タイトル奪取はなりませんでした。
と、まぁ同じ日に国は違えど世界タイトル戦が行われていた陰で、
後楽園ホールでは、ニュースには載らない戦いが繰り広げられていました。
観衆は100人いればいいほう。
(3人日本ランカーがいましたが)出場しているほとんどの人が無名の選手たち。中にはこの日がデビュー戦の人も。
自分はボクシング通ではないので、実際、自分がその日後楽園ホールに行かなければ、
世界戦を戦うまで、知ることさえない選手たちです。
でも、ひとつだけ試合を見ていて思ったのは、同じ日にディファ有明で5度目の防衛を目指して戦った内藤選手も、タイで世界王者になるために戦った久高選手も、無名のころはこの後楽園ホールで戦っています。
すべての道はローマに通ずという諺があるように、後楽園ホールで戦うことは、世界戦に通ずるものだと改めて思いました。
で、最後に試合の感想。
確かに間近で見る迫力はすごかったです。
ただ、やっぱりボクシングの花形でもあるKO勝利が少なかったのは、残念です。