すごく便利!scrcpy
scrcpyの最新情報と使い方まとめ
何ができるかって?PCでスマホ画面が操作できます!
scrcpyは、AndroidデバイスをPCにミラーリングして操作できるオープンソースツールです。USBやWi-Fi接続に対応し、キーボードやマウスを使った操作が可能で、さまざまな新機能が追加されています。以下に、最新情報をまとめました。
新バージョン 3.0の主な特徴
- UHID(ユーザー空間入力デバイス)対応
キーボードやマウスの入力が改善され、非英語環境での文字入力も大幅に向上しました。特に物理キーボードやマウスをシームレスにAndroidデバイスで使用できる点が注目されています。 - Android 15のサポート
最新のAndroidバージョンに対応するためのリファクタリングが進行中です。 - ライセンスと対応環境
- ライセンス:Apache License 2.0
- 対応OS:Windows、Mac、Linux
- ダウンロード:GitHubで無料提供。
基本的な機能
- Android画面のミラーリングと操作
- USBおよびWi-Fi接続に対応
- 録画やスクリーンショット機能
- 音声転送やカメラの使用にも対応(2.0以降)
導入と操作
- インストール
GitHubから最新バージョンをダウンロードします。必要に応じて「ADB」もセットアップしてください。 - 起動方法
ターミナルまたはコマンドプロンプトで以下を実行:scrcpy
- 便利なオプション
- 全画面表示:
scrcpy --fullscreen
- 音声転送:
scrcpy --audio
- キーボード有効化:
scrcpy --keyboard=uhid
- 全画面表示:
注意点と改善
- UHIDモードを有効化する際、PCとAndroidのキーボードレイアウトを一致させる必要があります。
- 非英語環境では特に設定が重要です。
scrcpyは、開発者から一般ユーザーまで幅広い用途で活用されています。シンプルなインターフェースと豊富な機能が魅力のこのツールは、GitHubで詳細を確認できます。公式リリースノートや更新情報もチェックしてみてください。
詳しくは以下のリンクを参照:
- 窓の杜のscrcpy記事【159】
- Think ITのscrcpy解説【160】