さよなら・・・500系
500系のぞみが引退することが確定した。
初めて走る姿を見たときには身震いしたのを覚えている。
デザインはその後登場した700系やN700系(かものはし)にはない斬新なものだった。
これが21世紀の乗り物なんだぞといわんばかりだった。
しかし如何せん未来を先取りしすぎていたため、
正直客室空間の居住性はあまりよくなかった。
なめらかなロングノーズは空気抵抗を減らすためのものだが、
その影響で先頭車の客室は他の新幹線に比べて短い上、前方扉もない。
300系や700系のぞみと座席数が違うので、ダイヤが乱れた場合の運用が難しい。
振動や騒音(VVVFのインバーター音など)が700系に比べると激しい。
東海道区間では線形の関係から自慢の最高速度300kmが出せない。
車輌が丸みを帯びている性質上、特に窓側席が狭く圧迫感がある。
などなど特にビジネス客に不評で、ついに来春運用離脱となったわけだ。
のぞみからの引退後は、山陽でこだまに転用されるという。
その際16輌では余剰となるので、中間車はカットして8輌編成にしたうえで、
残りは廃車となるそうだ。新造からわずか10年で。
(新造時1輌の価格は約3億円・・)
こちらは鉄道模型の500系。
博多寄り1号車と2号車だけを取り出してみた。
基本セットと増結セットを同時購入して16輌編成全て揃っている。
無論中間車を廃車にするつもりは毛頭ないし、
むしろ16輌以外の編成で走らせたくないくらいだ。
しかし16輌もあると線路の敷設や車輌設置に時間がかかって大変だ。
暇な人は16輌フルセットでどれくらいの長さになるか割り算してみてほしい。
本物の新幹線の全長は400m、鉄道模型の縮尺は160分の一だ。
家の中で走らせるにはちょっと厳しい長さなのは間違いない。
というわけで、
今度の連休に500系のお別れ運転会を開催することに急遽決定!
仲間たちと八■子N広場というお店で。
500系以外にも大量の鉄道模型を持ち込んで、1日中ぐるぐる走らせる。
た・ま・ら・ん〜!かっちょいい!!
あ、運転業務で平日よりずっと忙しくなるので、
会社のイメージ壊すカキコはやめろとかいう苦情・クレームの一切は
連休中はlionsblue氏が引き受けてくださいますから!
クリスマスにおまいは一体何をやってるんだというつっこみも
この際なしでよろしくね。