「人は仕事で磨かれる」のか?
最近、本屋さんで「人は仕事で磨かれる(著者:丹羽宇一郎)」を見つけました。
この本は、4〜5年前に読んだことがあったのですが、その時は「そうか、そうか」と納得できた記憶はあるのですが、今は、記憶もすっかり消えてしまい、「何で、仕事で人が磨かれる」のかを思い出すことができません。
◆2度目の登場です、カンタくんです。
最近は、腎臓の周りに水が溜まり、更に、お腹の周りにまで
水が溜まってしまい、毎日、病院に行っています。
でも、僕は絶対に弱音は吐きませんよ。
本文より、
『人は、仕事によって磨かれる。
仕事で悩み、苦しむからこそ人間的に立派になるんです。
だから、「こんなつらい仕事をやらされて」とゴチャゴチャ
不満を言う前に、それを与えらえたことを喜ぶべきなんです。
もちろん、嫌な仕事を引き受けたからといって、それと自分
の成長とイコールとは限りません。
しかし、周りが嫌がる仕事を引き受けて、それを前向きに
とれえられることにグレードアップの可能性があるんです。』
どうでしょうか?
私は丹羽先生の考えには「なるほど、そうだな」と頭のど真中に記憶させました。
他人(ひと)に指示される仕事であったり、説明責任が求められない仕事であったり、たとえ失敗しても直属の上司に責任を被ってもらう仕事は「気楽」です。
また、自分のペースで言われた事のみを淡々とやっていれば良いのであれば、極端な話、目が覚めたら起き、電車が空いている時間まで待って出勤すれば良いのです。
でも、良く考えて見て下さい。
他人に指示される仕事は、指示する人は簡単に肩代りできる事を、説明責任を求められない仕事は、同じ仕事を何年担当していてもゴールは何かを考える能力が伸びない事を。
辛い仕事、皆が嫌がる仕事を成し遂げた時の達成感は最高に嬉しいものです。
手で小さくガッツポーズ、そして、「ヨッシャー」と独り言を言って、自分で自分自身に褒める言葉を贈ることの出来る仕事をしたい。
私も、「人は、仕事によって磨かれる」と信じています。