株式会社タフス

タイトル:亥(猪)年の抱負


あけましておめでとうございます。

2019年は亥(猪)年です。

「亥」の年の意味を調べて見ました。

 亥は十二支の最後です。
 植物の成長に例えると、葉も花も散ってしまい、種に生命を引継いだ状態が「亥」となります。
 十二支には、それぞれに季節が割り当てられていますので、亥の季節は冬となります。
 春の芽吹きまで、じっと固い種の中でエネルギーを蓄えて、そして、暖かくなるのをひたすら
 待って、次への準備している、そんなイメージが「亥の年」の持つ意味です。

さて、「亥」の年はどんな年なのか?

①成長する、準備をする年
 ・個人:基礎知識、応用するに必要な知識を増やす、精神を育てる
 ・組織:人材育成、成長するに必要な環境を整える
 ※自分の技術力・精神力を高める、企業は、環境の準備や設備投資する年です。

②無病息災の年
 ・猪肉は栄養価が高く病気予防に効果があると知られており、それが由来となって亥の年
  は「無病息災である」と言い伝わっています。

③「猪突猛進」はダメ

・節目節目で「ちょっと待てよ」、立ち止まって考える。

 イメージ通りに物事が進んでいるか、自分の考えにズレが無いか、一旦立ち止まって
 考え、整理する余裕を持つ。

 
 
近年、「AI」は我々の暮らしの中でも様々な場面や分野で活用されて来るようになり、「AI」を意識

すること無く、利用できるようになりました。

 
①認知症の予防

  ・眼球運動の分析アルゴリズムで認知症の兆候を探り、予防に役立てる。
  ※第一生命は『ニューロトラック認知機能テスト』を、2018/12/18より
   提供開始した。
  ※スマホの画面を5分間見つめることにより、AIが眼球運動を分析し、脳の健康状態
   や認知機能の状況を把握する。

②がんを血液検査でスピード発見
 ・がんを発症すると血液中の「マイクロRNA(リポ核酸)」と呼ぶ物資の種類や量が変化する。
  このマイクロRNAをAIで分析する。 がん患者の血中のマイクロRNAから共通点や特徴を

  探り当てれば、がんの種類を特定できるようになる。

     ※日本では2人に1人ががんにかかります、しかしながら、がんは初期段階では、ほとんど
   自覚症状がありません。
   近い将来、健康診断や人間ドックでの「血液検査」で簡単に早期発見でき、そして、インフ
   ルエンザの特効薬を飲む感覚で、AI治療できる時代がやってくることを信じています。

●「ヘルスケア・医療」の分野は、誰もが高齢者の一員となること考えると、必ず恩恵を受けなけ
 ればならない分野です、更なる技術革新を期待しましょう。

 
③タクシーの需要予想
  ・乗りたい人や数のいる場所に応じ、最適な運行時間やルートをAIが提案する。
  ・時間帯やイベント、天候などから客数を予想して客を捕まえ易い最適なルートを提示する。

  ・時間帯や場所、天候に応じて客が多い場所、長距離利用を見込めるエリアなどを知らせる。

    ※2019年度に数社からサービス、システムとして提供される。
 
 

最後に、亥の年は「エネルギーを蓄えて、次への準備をする年」、と考えることができます。タフスは1990年1月の設立ですので、今年が設立30年目となります。

『仕事を通じて培った人間力、技術力、経験力で社会に貢献し、そして、社員みんなが幸せになる。』を忘れずに、技術者の原点に戻って「技術力を更に高める」、「技術者としての腕を磨く」の目標を立て、そして、実行する年にしましょう。その結果、誰からも頼られる真の技術者へと成長でき社会に貢献できる、そんな年にしたいものです。