株式会社タフス

好きなギタリスト

僕はギターの音は大好きなんですが、
ギターのソロパートとか退屈に感じてしまうし、
好きなギタリストって数えるくらいしかいないんです。

スティーブ・クロッパー
最近またブッカーTやオーティスレディングを聴くのですが、今聞くと、彼らが当時最先端のポップスを「発明」していた事が良く解ります。ソウルのスタンダードなギタースタイルを作ったのが白人というのも面白いです。

キース・リチャーズ
この人は、音楽に対しては、とても真面目な研究家だと思います。ある時期のストーンズのアルバムは、キースの研究発表の場になっています。ギターもチューニングが狂わない様に改造してるし、真摯な人です。音楽に対しては。

ミヒャエル・カローリ
CANというドイツのバンドのギタリストです。CANというと、シュトックハウゼンに師事していたホルガーシューカイとパフォーマーのダモ鈴木にスポットが当てられる事が多いのですが、CANのミニマムミュージックに通じる現代音楽的な部分をホルガーが、音楽としての”熱”の部分をダモ鈴木が、それぞれ担っていたとすれば、CANのロック的な部分を担っていたのは、紛れも無くミヒャエルカローリのギターだと思います。

トニーニョ・オルタ
60年代後半、その頃の世界中のミュージシャンの例にもれず、ブラジルのミナス地方やバイーア地方のミュージシャンが、ビートルズに影響された音楽を作ります。バイーアのトロピカリズモはサイケデリックをブラジル的に表現したのに対して、ミナスのクルビダエスキーナはビートルズを全く別な物に純粋に昇華させている感じがします。そんなミナスの音楽は浮遊感という言葉で表現される事が多いのですが、その浮遊感はトニーニョオルタのギターに負う部分が大きいと思います。パットメセニーのスタイルに影響を与えただけの事はあります。

あと、ウィルコ・ジョンソンと、サーストン・ムーアと、ジョニー・マーと、ストゥージーズのローパワーでギター弾いている人と、60年代のルーリードと、トレイシーソーンが遠い渚で弾いてるギターと、ジム・オルークと、ジョージフェイムのバックのギタリストと、あ、ジョアンもルイスボンファも、、、

すいませーん、いっぱいいました。好きなギタリスト。