写真撮影の定石
最近デジカメが普及してカメラがぐっと身近な存在になったが、
多くの人が知らないか知っていても意識してやっていない写真撮影の定石がある。
それは「撮影はできるだけ被写体の近くで」という単純なものだ。
望遠機能がついていてもできるだけ使わず、カメラの方から被写体に近づいて。
遠くの風景と一緒に撮る場合は、逆に被写体がカメラに近づいて。
もちろんこれに従わない色々な技法もあるのだけれど、
ちょっと記念にパチリ程度の写真であれば、この基本を押さえておけば、
仕上がりが全然違う・・・は・ず。
先日行ってきた地元の花火大会はよかった。
約3500発(市長談)。決して大規模なものではないが、
今まで見てきたどの花火大会よりも素晴らしかった。
理由はやはり単純。近くで見ていたから。
小さな市営球場の外野から打ち上がる花火を内野席から観覧していたのだから、
頭上に火の粉が降り注いでもおかしくないくらいの大迫力だった。
「100mの至近距離で見る地元の花火大会は隅田川に勝る」
個人的にこれからの花火観賞の定石にしたい。
「夜間の撮影は三脚を使用する」という定石に従わなかったので、
残念ながら写真はこれが限界です。