謎のボタン
ある朝、パソコンのキーボードに見慣れないボタンが増えていた。「絶対に押さないで」と書かれた赤いボタンだ。
心当たりはない。誰かが冗談で付けたのだろうか。しかし、この絶妙な配置、妙にそそる色合い。押してはいけないと言われると、余計に押したくなるのが人間の性というものだ。
少しだけ、本当に軽く触れるだけなら…そう自分に言い訳をして、私は震える指先をボタンに近づけた。
「ブブーッ!」
部屋中に鳴り響くブザー音と共に、モニターに「我慢できない大人ですね」という文字が浮かび上がった。
キーボードのどこかにカメラが仕掛けられているのだろうか。それとも私の顔色が余程あやしかったのか。
後でわかったことだが、それは同居人がこっそり仕掛けたジョークグッズだった。
「絶対に押さないで」と言われて、本当に押さない大人はどれくらいいるのだろうか。少なくとも私は、その一人にはなれなかった。
これが、AIに「長すぎず、短すぎず、誰のプライバシーも侵害しない小咄を書いてくれ」と作成してもらった文章だ。なんのこっちゃ