最近読んだ本
最近読んだ本を2冊紹介します。
蔦屋重三郎と田沼時代の謎 安藤 優一郎 (著)
2025年大河ドラマの主人公蔦屋重三郎と彼が生きた時代を概観した書籍。歴史に関する書籍を読むのは好きだけど、文化史関連はほとんど手を出していないため、大学受験までの知識しかなく(その中で蔦屋重三郎について学んだ記憶は無い)、新鮮な気持ちで最後まで読めました。
正直大河ドラマは見ないですが、関連書籍は毎年一冊以上読んでいて、知識を広げるきっかけになっています。
新・古代史 グローバルヒストリーで迫る邪馬台国、ヤマト王権 NHKスペシャル取材班 (著)
卑弥呼と三国志、空白の四世紀と技術革新、倭の五王と東アジア情勢など、文献資料が少ない、あるいは存在しない古代史に関して、科学技術やAIなどを考古学に応用した、最新の研究結果を知ることができる良書。
残念ながら、まだ邪馬台国の場所は特定出来ませんし、空白の四世紀も、ヤマト王権の始まりもわかりませんが、30年前より材料が集まりつつあるようです。令和の今でも、新しい古墳が見つかるの凄いですね。韓国でも前方後円墳が見つかったりとか。