東北地方で最も大きいといわれている寺院で、1000年以上の歴史を持つ古刹です。 青々とした杉林に囲まれ、三重塔や薬師堂など、数多くの見所を有しています。 また、納められている仏像類を初め、国指定重要無形文化財として指定されているものの数は27を数えます。
さらにそうした貴重な仏像はたいてい寺院の奥深くに納められているものですが、 慈恩寺ではそうした文化財もほんとうに間近に見ることができる稀有な場所です。
寒河江市指定有形文化財。
左右両間に金剛像を収めた、東西10.5メートル、南北6メートルもの巨大な門です。
割合に新しく、享保19(西暦1734)年から指示・着工を始め、
2年以上の歳月をかけて完成となったそうです。
左右両間には金剛様の仁王像が安置され、邪鬼が入らぬように見張っています。
国指定有形文化財。
この本堂は奈良時代に完成されてから現在まで、4度もの火災に悩まされました。
一度完全に焼失してしまいましたが、永正5(西暦1508)年に再建。
前の造りは再現できなかったそうですが、それでもなお歴史を感じさせるつくりとなっています。
この本殿には、弥勒菩薩像をはじめとし、数多くの文化遺産が奉納されています。 ご覧になりたい方はこちらをクリックしてください。
山形県指定有形文化財。
保元元(1156)年、後白河天皇の勅願によって勧請され、完成。
やがて慈恩寺に配されました。
一度焼失してしまったものの、延宝9(西暦1661)年に再現されました。
寒河江南西にある平塩熊野神社とは別物です。
寒河江市指定有形文化財。金剛界大日如来が奉られています。
慶長11(西暦1606)年に山形城主・源義光(みなもとのよしあき)が
大施主となって建立されましたが、文政6(西暦1823)年に焼失。
現在のものは文政13(西暦1830)年に再建したものです。
寒河江市指定有形文化財。
寛永13(西暦1636)年に初めて本堂の近所に華蔵院宥海(ゆうかい)が
移したのが始まりで、元禄5(西暦1692)年に再興。
その頃の屋根は茅葺きでしたが、昭和48年に現在の銅板に改修されました。
薬師堂には薬師如来像と、御仏を護る十二神将が奉納されています。 写真をご覧になりたい方はこちらをクリックしてください。